強度が他の石材(安山岩他)よりも大きく、耐久性にも優れた紀州・尾鷲の良質な花崗岩は、
港湾・護岸工事用捨石(沈石)、間知石等として広く利用されています。紀州尾鷲石材協同組合
紀州尾鷲石材協同組合
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紀州尾鷲石材協同組合
尾鷲花崗岩について

当組合製品は、防波堤・護岸などの捨石、基礎石、裏込め石、被覆石、根固め石、埋立用岩ズリ、また各漁港での漁礁などに多数ご利用いただいております。
その他、山土・岩ズリなどは埋立・造成工事の資材として幅広く利用されています。
なお、製品については厳しい品質管理を行っており、多くのお客様からの信頼をいただいております。

 基礎石  30kg〜200kg
 裏込め石  1kg〜70kg・5kg〜50kg
 被覆石  200kg〜500kg・1t ・2t
 3t ・4t
 根固め石  2t 〜 4t
 埋立用岩ズリ  0〜300mm
圧縮強度試験
品質試験成績表
試験名  J I S A 5006 割ぐり石の比重、
 吸水率及び圧縮強度
試料名  三重県尾鷲市産
試験名
力学特性 三軸圧縮強度
試験方法
UU
せん断強度(MN/m2)
37.0
内部摩擦角(°)
49.3

過去に実施した尾鷲花崗岩の試験結果
試料No
No.1
No.2
No.3
平均
試験項目
寸法(mm)
100.8、100.9
100.2、101.1
100.61.0、101.1
-
長さ(mm)
202.1
201.6
202.0
-
断面積(mm2)
10171
10130
10211
-
体積(cm3)
2055.50
2042.25
2062.64
-
乾燥重量(g)
5325
5315
5371
-
給水重量(g)
5350
5341
5395
-
比重
2.59
2.60
2.60
2.60
吸水率(%)
0.5
0.5
0.4
0.5
最大荷重(KN)
1200無破壊
1200無破壊
1200無破壊
-
圧縮強度(N/mm2)
118.0以上
118.5以上
117.5以上
118.0以上

当組合は、花崗岩の環境への影響を考慮し、2004年5月に東海大学海洋学部に花崗岩から発生する電磁波の環境評価調査を依頼しました。
その結果、以下の調査報告を得ました。
調査報告書抜粋
花崗岩破壊時には電磁界変動が発生するが、これは、高周波も低周波も極めて微弱であり、自然界で観測される通常の磁場変動よりずっと小さい。したがって、人工構造物にどのような岩石を使用しても、さらにそれらが万が一破壊したとしても、そこから放射される電磁波は極めて小さく、生態系に全く影響を与えるものではない。たとえば漁礁や堤防に花崗岩を使用しても、生態系には影響しない。
(花崗岩から発生する電磁波の環境評価について)
執筆担当者(2004年時)
東海大学海洋学部海洋資源学科 金容義教授
    海洋研究所      長尾年恭教授
    海洋学部海洋土木学科 アイダン・オメル教授
    海洋研究所      佐柳敬造助教授
    海洋研究所      野田洋一研究員

以上のことから、紀州尾鷲の花崗岩は、環境にやさしい自然石であることがわかります。


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